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心と身体の空
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透明に徹する…

仙台の勉強会でいただいた言葉です。

たださわる…という事は、自分そのものを試されている事にでもあり
その自分を治療家としてどこまで、追い込めるか?
という事になってくるようです。

まさに、長い旅…ですね。

温泉につかりながらいろいろな話をしていたのですが、今回は武道家の師弟みたいでした。

ちなみにいつも温泉で先生と話ていると、
怪しいのか湯船から誰もいなくなってしまいます…笑
けっこう良い話していると思うのですが…



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rogo

よく患者さんに、
「なんで触ってるか触ってないかぐらいの力で、変化するのか?」
と聞かれることがあります。
そんな時の説明として、

ロクロを回しているようなものだ。という話をします。


ロクロを回して土の形を変える。
それは、最小限の関与ということになるかと思います。

見た目の故障は別として
ロクロの異常はロクロの上の土に触れた時にわかる
土の異常もロクロに乗せて触れたときにわかる
ロクロといういのちの働きを無視しては器は作れないと考えているからそれを邪魔しないようなタッチになってくるのです。


そうやって最小限の関与をすることで、見えてくるいのちの働きがある。
それは、全体を邪魔せずに触れ続けてきたものにだけ見える一瞬の景色のようなものです。

それが見たくて、そ~っと触れているのです。
すごかったですね。


稲村ヶ崎は、海が大蛇みたいにうごめいていました。いつもは一筋の糸のような離岸流が、

まるで大蛇のよう…

海に入るものを、大口を開けて待っているようです。


我が家の庭はもぐらが避難場所に選んだのか、
あちこちに穴がボコボコになり、
木々は静かに佇んで、
街全体の場が静まりかえっていました。
まるで、みな自然の脅威に身を閉ざして備えているようでした。



そして、台風一過。


虫や鳥たちは鳴き始め、
真っ青な青空、
木々は風を取り戻したようにそよそよと穏やかです。

それは、自然の脅威を認め、それに脅え備えた、

きちんと自然に向かい合い自分の形を変容させた者だけが、感じる事のできる新しい学び~平穏~

まるで自然からのご褒美のようです。


もしかしたら身体の中では、炎症や発熱などは

同じ働きなのかもしれませんね。




kamakura

そして、ロルフィングの本も読みました。
テクニカル的なところは、さっと読んで
しまいましたが、その原則とか根幹にある思想に
ああ、すばらしいなぁ~

感動いたしました。

いろいろと、問いかけられる部分があり、
特に、ロルフィングのセッションの最後のテーマに
なってくる、

『統合』

という所は、とても考えさせられます。


身体教育という観点から、
統合ということを如何にして伝えるか?

これは、とても難しいテーマですねぇ。


自分の治療、自分だったら何を伝えるかと、
自分に問いかけてみると、やはり、

如何に死ぬか?

ということが、『統合』を伝える重要な
ヒントになるように思います。


もちろん、ロルフィングでは、体をとらえる範囲としての全体性が身体を離れるのをあまり良しとはしないようですので、きっと、もっと肉体的な運動感覚の中でフィニッシュをむかえるのだと思います。
(習ったわけではないので、そんな気がするだけですが。)


我々が生きてきたと言うことは、
同時に死んできたとも言うことが出来るでしょう。
50年生きれば、50年死んできたと言うことになる。
身体をどう使っていくか?
その最後の答えは、
どう使い終えるか?
つまり、如何に死ぬか?
という事に含まれていくと思うのです。


肉体という有限なものの終わり、
そこから始まる、存在のいのち、


場の治療という考えのもとでは、
『統合』するとは、

肉体とそれを包む存在のいのちという二つの場の統合・・・となってくるように思います。


となると、やはり少し体を眺めるような目線になってしまうようです。


最近、時間があると、すぐ本を手にとって、

パラパラと読んでいます。

頭に入るかどうかは別として、

それこそ、呼吸しているように、

パラパラと読んでいます。


中でも、久しぶりに、

野口晴哉先生の、『健康生活の原理』

を読んで、

ああ~よく書いてあるな~

と感動し。


昔は、さっぱりわかってなかったなぁ・・・

と少し、恥ずかしい気持ちにもなりました。


以下抜粋ですが、

僕が、一番好きなところです。



健康とは、丁度、独楽を回すと立っているのと同じです。
しかし、独楽の構造をいくら調べても、静止の状態で立っておれるはずがない。けれども回転していると立っている。
なぜ立つのか判らないが、勢いが弱ってくると倒れてしまう。
それゆえ、立っている姿によって、その力がどう働いているのかが判る。
その回っている力、つまり勢いを加減して角度を変えることによってだけ身体を丈夫にし得るということを会得したのであります。

私の知っていることはただそれだけなのです。




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