今日は ：

風が強く、昨日とはまた別の海でした。
風から運ばれてくるワカメの匂いが、
春の訪れを予感させます。

今日患者さんと話していて思ったのですが、
やはり自分が思っている身体の状態と
まわりが感じている身体の状態は、
矛盾する関係にあるようです。

主観と客観の違いですが、その矛盾する所に身体について深まるチャンスがあるように思います。

自分の身体を人に説明するのは難しい事ですが、
自分の内側の世界を矛盾する外側の世界にわかるように表現する事は、
自分とどれだけ向き合ったかという事が鍵となってくるので、それが出来た時は、おのずと深まっているのですね。

自分の深まった存在に出会う。
これは大事なキーワードだと思うのです。

穏やかな波 ：

今日は海が穏やかで、とても良い朝でした。
そんな中、散歩しているといろいろな発見があります。

穏やかな波…
その波の下にはとても力強く大きなうねりがあるようです。

身体がとてもリラックスして寝ている時の呼吸は、まさにこの海と同じく穏やかですが、
その内側の世界は、まさに細胞レベルでダイナミックな変化をしています！

また、そういった時は、術者と受け手の関係もとても穏やかに感じます。
引き込み現象。と表現されたりしますが、

それは、術者と受け手の呼吸の波と波が、
同調して穏やかなのか？
また、反作用的にお互いが綺麗に打ち消しあうから穏やかなのか？

そんな事を波を見ながら考えていました。

眺める… ：

眺める…という視点は、
身体呼吸療法で、身体をみる上でとても重要なキーワードです。

またそこが、この療法の難しい、ややこしいと言われる由縁でもあるのですが、、、
実は、眺める…ということだけは、結構多くの人が出来ているように感じます。しかも、具合の悪い人ほど良くできています…笑

ただ大きな違いは、実体感があるかどうかという点です。

具合が悪いと眺めてはいても、身体の感覚が無い、というような事態になりがちで、意識だけがフワフワと漂う感じになりやすいのです。

事態感を持って眺める。。。
これが難しいのですね。

また、最近治療室で施術をしていると、ふと家の呼吸に合っているなと感じる時があります。
木造の家ならではですが、こういう時は、何か大きなものに包まれたようななんとも言えない安心感があります。

何か自分の存在そのものが回復していくような、存在の喜びというのは、
ただ身体が変化するだけでは味わえない奥深さを持っているなぁと、しみじみ思ったりします。

特に無感覚な感じの患者さんにはバッチリ効きます 笑

菜の花 ：

庭で育ちました。

おひたしにしようか。
炒めて食べようか。。

旨そうです。
まさに大地の恵み！！

今日は朝から往診してヘトヘトですが、
そんな疲れは患者さんの笑顔と美味しい食べ物で吹き飛んでしまいますね！！

温かい ：

日が続き、自律神経がピリピリと…

私も軽く死にかけましたが、どうにか息を吹替えしました。笑

駐車場の看板も新たになり、本当に少しずつ前に進んでおります。

今回は体調を崩し、断食したりして調子を取り戻しましたが、


そんな中で、ふと身体が上にも下にも安定して、
本当に周りの円でバランスを取っていると感じれたのは貴重な経験でした。

この状態では、地に足を付けてとか、天に向かってまっすぐにとか、
どちらも片手落ちだな～
と思わされます。

まさに天地一体の感覚ですね。

植物は常にこんな感じなのかもしれません。
人間に当てはめるにはまだまだ工夫がいりますが…