勉強会 ：

今日は、

身体呼吸の鎌倉練習会でした。


我が家での開催で、

昔馴染みの先生が遊びに来てくれました。


呼吸を眺める…

という話から、

眺めるなかに作法がある。

その作法は、

技術であったり

気持ちであったり

姿勢、距離感、


さまざまなものに

たとえられますが、


そこの塩梅に

『人をみる…』

というキーワードがあり、

その塩梅を加減できるのが、

『経験』

ということになるのだと思い、

そんな話をしました。



そして、草刈りの話になり、

やはりこの時期、

患者さんの話題は、

草刈りで持ちきりだという話になりました。

普段、腰や足が痛くて

歩行も辛い方も

そこに草があると、

スッと手がのびてしまう。


これは不思議な現象ですが、

何か目標や切迫つまるものがあると、

人間は予想もしない、

力を発揮することがあります。


今、リハビリテーションの現場でも、

向かってくるボールをキャッチしたり、

音楽に合わせて動いてみたり、

運動にゲーム性を持たせたりと、

うまい具合に追い込んだ運動が

取り入れられているようです。


ちょっと頑張れば届く所にボールを転がしたりする

その塩梅を決めているのは、

経験であり

人をみている、

という事になるのだと

思います。




そして、日曜日はお祭りで、

いろいろ祭事にかかわるお手伝いにまぜてもらいました。


祭りを守る、

盛り上げる

そんなさじ加減は、

人のコミュニケーションのなかの

私たちが忘れがちな、

大切な『人をみる』

という作法が

含まれているように

思えました。