スティル ：

スティルすることについて、

また少し、感じることが出来ました。



仙台の海で、恩師と釣りをした時のことでしたが、


まぁいつものとおり、釣れない・・・


そして、糸をたらして、海を感じると、

ほとんど、１００点！！！になってしまう。

いつもの調子なのですが、

今回は海がすごかった！！！


完全に沈黙・・・・笑

波すらない！！

ただ風のそよぐ音が聞こえるだけ・・・

ここは海なのか？

山育ちの自分がイメージする海とは、明らかに違う。

あ！宮古島の海はこんなだった・・・！！！


潮の満ち干きのリズムの中で、

潮がとまる・・・と表現される時間があるそうです。

その時、魚は、目の前に餌があってもぜんぜん喰いつかないそうです。

満ち足りているのですね。

そんな時に餌をぶら下げて釣り糸をたらすだけでも

ナンセンスですが、

まぁ案の定釣れない、それどころか、こっちだって釣る気もない・・・


海をみて、スティルしているだけでした。


驚いたのは、イソメちゃん（釣り餌のミミズみたいな奴）！！？

ぜんぜん元気！！！

もうかれこれ、３０～４０分は釣り糸にくくりつけられてるのに、

まぁ。一度もかじられてないのもありますが、

海につけていればいるほど、元気になっていく？？？


なにか大きないのちの働きのほんのちょっとの片鱗を見たと言うか、

ああ、なんかすごいなぁ・・・

と、素直に思いました。


スティルポイント・・・

治療中にも起きます。

シーンと何かが研ぎ澄まされているような感覚。

昔は、この間が怖くて、つい操作してしまいましたが、

今は、この沈黙を待つことが出来るようになってきました。

きっとこういう経験もあってのことだと思います。

といってもものすごい集中力がいるので、

いつでもどこでも、いつまでもとは行きませんが・・・

そして、くるまを！！！ ：

買いました！！！

あこがれのマイカ～！！！

八年ぶりの運転！！！？？？

みなさんしばらくは同乗を控えてください。


クルマはマツダのデミオです。

中古ですが、良いクルマに出会えました！！！

友人の結婚式 ：

順番がぐちゃぐちゃですが、

友人の結婚式にも行きました。


この後、友人の新郎が大変なことに・・・・

アレルギーのあるものを無理して飲み込んでしまい、

ショック状態、

脈みて、瞳孔の様子みて、

このままでは・・・救急車かなぁ～

と思っていましたが、

さすがは、新郎。


ぐっぐぐっ・・・

っと脈が戻ってきて、

血管が、なにか新婦の名前を叫んだように感じましたが、

無事に還ってきました！！！


愛のパワーですね。

後は、ショックで四肢硬直が出ていたので、

ゆっくりモビリゼーションして、感覚戻していくと

血色も戻ってきて、一安心。


イッチョウラのシャツも汚れてしまいましたが・・・

良いもの見れました。

こんな時は、自分が何が出来るか？

抱きかかえて、見守ることしかできませんでした。

これ以上、状態が悪化したら、救急車だと

バイタルラインを見て、後は、いのちの働きに任せる



そばにいて、

わかってあげれることがある・・・



今はこんなものでしか、ない

自分の呼吸療法がこういう状態の人に通用するかは、

はっきり言って通用しない。

ただ、自分の存在が、あいてのいのちに対して、

通用することはあるのだと、

なにかヒントをもらったように思いました。

そして・・・・ ：

稲村ガ崎で、偶然にもたどり着いた物件は、

実は夜で、なんにも見えませんでしたが・・・

その場の力強さと言うのは、

むしろよく見えないせいか、とても強く感じることが出来ました。

この物件は山の斜腹にポンっとたっている平屋のお家なのですが、

山から、海が見えて、

しかも海の見え方が、谷戸（鎌倉独特の谷風景）の隙間から

湯呑み茶碗のような形で海が見える

侘び寂びスポットなのです。（この時点ではネット情報のみ）



ごぉ～～という風なのか何なのかわからない

なんとも巨大な音の渦が山全体を包み込んでいて、

後でわかったのは、その音の正体は波の音だったのですが。

とにかく、自分の存在を超えた、大きないのちの存在を

はっきりと、畏れをともない感じることができました。



すべては、活動的で、いのち＝生命力は計り知れない。

だが、それらのすべては統合され、全体性としてみれば、





静寂・・・・




スティルする・・・・と仙台のセミナーで言われた言葉が

そっと耳の中に響きました。

すべての生命的な働きが、一体となった時に

スティル・・・止まる・・・という感覚におちいる。

もしかしたら・・・

このことなのかもしれないな～

でもこんなものどうしたらこうなって、

どうすれば、こうなるのか？

なんて、さっぱりわかりませんが、

こういう世界があるのだなぁ・・・

もっと大きないのちの存在を感じながら

治療することが出来たら、

今、難しいと思っている治療が何かすっといくかもしれないなぁ

と、考えていました。




こちらは、後で先日見に行った時の写真。

桜の向こう側が海です。

夜は・・・すごいですよ～

江ノ島 ：

三月になりますが、

往診で、藤沢の海沿いのお宅に行きました！

ちょっと海へ・・・

なんて言ってフラっと行ってしまったら最後

夕暮れまで、５時間ぐらい

藤沢～江ノ島まで・・・

フラフラ・・・フラフラと・・・・

馬鹿でかいバッグに
ボディクッション背負いながら・・・

まるで、行商人のように



実は、車を買うかどうか、

すごく悩んでいた時期で、

放浪しながら感じたのは、

今この瞬間は、車が無いから味わえているわけで、

今は、この不便な時間を過ごすことが、

たいせつなんだなぁ～

と重いバッグを味わいながら、思いました。




そして、江ノ島～鎌倉駅まで

途中江ノ電乗りながら、

稲村ガ崎で降りて・・・


実は、ずっと気になっていた物件がありまして・・

何も当てが無く、

カンとHPに載っていた一枚の写真（階段の入り口）だけで・・・


なんとたどり着いてしまいました。

あとあと、不動産屋さんの方に聞いたら

あんな場所当てれるのは、ありえないそうです。


何か呼ばれているんですかね～