スタイルチェンジ ：

一月の開業で、人の縁の力を知り、

宮古島で、自然の偉大さ、

先祖とはらわた、つながりの大切さを感じ

仙台で、治療の哲学を学び、

手を変え、

カッコを変え、

今、治療のスタイルを壊しています。



シャツ着て、ネクタイして、〇金の取り立て屋みたいですが、
笑顔はまあまあ、なのですよ。たぶん・・・



以前は見たまんま、触ったまんまで、

その場で即興的に判断する。


ただそれだけ、だったのに、

今は、検査してから触ります。



もちろん、即興的なアプローチは大切です。

そして、呼吸療法として、

はっきりと呼吸が通るイメージを持ってから触ることにしています。



検査は脳神経から、筋肉テスト、姿勢検査、反射、

小脳検査、左右の体温差、脈診、舌診、瞳孔の状態まで。

とにかく、自分の治療を厳しく見ていきます。


正直な話、効かなかった部分がはっきりと

打ち出され、それは厳しいものです。

でも自分の治療を厳しく見ていくことで、

わかることもあるし、

ここは効いてここは効かない、

じゃあ、こうしていきましょう！！


と、次の課題が見つかることが多い。


そして、検査をしっかりやっていくと、

ふと、その人が見えてくる瞬間がある。


検査はミズモノ、いい加減で、やったって意味ない

とは、皆言いますが、

同じ検査をしていくと、結果や、そこまでの過程に

その人が見えてくる瞬間がある。



筋力テスト、テストをした時の雰囲気や筋力の起こりの起点、

筋肉の戻り方、その部位に対する信頼度なんかも、

その人のしゃべり方や、かばい方を観ると、わかります。

自律神経なんかが上手くいってないと、

そのポーズが取れなかったり、時間がかかったり。


脈や瞳孔なんかは、『いのち』そのもの・・・


深い診断は、積み重ねから始まるように感じます。

きっと、師の見ている世界は、５年も１０年もかかると思いますが、

５年も１０年も今日から始まるので、

納得いくまで、積み重ねていこうと思います。


なかなか厳しいんですけどね。

患者さんが良くなってくれないと、

自分が楽しくないので、

やるしかないんですよね。じっさいは・・・