木を育てる ：

技術職…職人…

そういった風に呼ばれるものは、

多かれ少なかれ、何かを追究するものであると思います。


その追究していく過程は、

木を育てる…

という事と良く似ているように思います。


木を育てる…

土の良いところに植えて、

もう生えていれば土を良くする努力をして、

栄養をあげすぎてもダメ、

上に上にと枝葉を伸ばしすぎて、
結果根を弱らせてはダメ、

もちろん、違う枝や花を生やそうとしてもダメ、

季節を忘れてはダメ、

焦って実をとってはダメ、

その木の特性と徹底的に向き合って、
その木の時間を知り、
その木の声を聞き、
時間をかけて付き合っていく…

木が成長して生きていく事に限界などありませんよね。

もちろん自分が終わりにすれば、
あっという間に枯れてしまいますが。

なんだか、技術、療法にもいのちがあるように思えてきます。

もし、そうであれば、自分の都合で変えて使うだなんて、思いつきませんよね。